赤外線式センサーおよび XXS O
校正に対応していません。 これらのセンサーのゼロ点調整は、
による単一ガス校正または PC ソフトウェア 「Dräger CC-
N
2
Vision」 を使用して行います。 その際、 二酸化炭素またはオゾ
ンを含まない適切なゼロガス (N
必要条件
– 大気校正を実施できるのは、 大気校正に対応するセンサー
が 1 個以上、 ある場合に限ります。
– 大気校正に利用する空気に、 測定対象のガスや測定結果に
干渉するガスがいずれも含まれていないこと。
– ガス検知警報器のスイッチがオンに切り替えてあり、 ウォー
ムアップ 1 および同 2 がいずれも完了していること。
大気校正は、 以下の手順に沿って実施します。
1. ガス検知警報器の電源を入れます。
2. 大気校正のアイテムを以下の手順で呼び出します (構成設
定により異なります)。
クイックメニューを利用する場合 :
● 測定モードで、
ボタンを 3 回、 押します。
● 大気校正
を選択して確定します。
メニューを利用する場合 :
a. 測定モードで、
を約 4 秒間、 長押しします。
b. パスワードを入力して、 確定します。
c. 大気校正
を選択して確定します。
大気校正に関係する測定チャンネルがもれなく点滅しま
す。
ボタンを押して、 大気校正を手動で開始します。
3.
OK
大気校正に関係する測定チャンネルがもれなく点滅しま
す。
4. 必要な場合に、
ボタンを押すと、 自動校正待機の機能が
OK
停止します。 この場合は、 直ちに校正が開始されます。
Dräger からは、 自動校正待機の機能を利用されるよう、
推奨しております (ガス検知警報器による自動校正が完了す
るまで待機します)。
あらたな測定値が確認用に表示されます。
結果の表示は、 以下のとおりです。
OK : 大気校正は正常に完了しました。
: 大気校正は正常に完了できませんでした。
5. 大気校正は、 正常に完了したか否かの別を問わず、 関係
する測定チャンネルのすべてについて結果が表示されたら、
完了です。
●
ボタンを押すと、 結果が確定します。
●
ボタンを押すと、 確定して、 結果を破棄します。
●
ボタンを押すと、 結果の一覧へ戻ります。
5.6.3 単一ガス校正の実施
単一ガス校正にあたっては、 以下の注意事項をお守りください。
● ゼロ点校正では、 選択したセンサーのゼロ点が 「0」 に設定
されます。
● スパン校正では、 選択したセンサーの感度が標準ガスの濃
度の数値に設定されます。
®
|
取扱説明書
X-am
2600 / X-am
の CO
チャンネルは大気
3
2
など) を使用してください。
2
®
®
2800 / X-am
5800
● スパン校正では、 Dräger 赤外線式センサーの場合には、
有効なゼロ点校正がある (30 分以上前ではない) ことを前
提とします。 そうでない場合は、 確認応答可能な警告が出
力されます。
● 標準ガスは、 市販のものを使用してください。
標準ガスの許容濃度は、 以下のとおりです。
赤外線式センサーの Ex チャン
ネル
(X-am 5800 のみ)
赤外線センサーの CO
チャン
2
ネル
(X-am 5800 のみ)
CatEx
O
2
PID HC neo
上記以外のガスでの標準ガスの濃度は、 PC ソフトウェア
「Dräger CC-Vision」 を使って、 ガス検知警報器から読み取る
ことができます。 許容濃度は、 設定されているパラメータ (警
報しきい値など) によって異なります。
1) 選択した測定ガスによって異なります。
2) 測定範囲および測定精度によって異なります。
Dräger からは、 標準ガスの濃度は、 それぞれの測定範囲
の中央か、 予想される測定値の近傍にあたる濃度を選択される
よう、 推奨しております。
警告
テストガスによる健康被害
テストガスを吸引すると、 健康を損なうか、 または死亡する危険
があります。
► テストガスを吸引しないでください。
► テストガスに関連するリスクと安全についての説明を参照して
ください (校正機器のデータシートと図解説明を参照)。
1. 標準ガスボンベを校正用アダプタ (注文番号 : 8318752) と
接続します。
2. 校正用アダプタで 2 番目の接続口にホースを接続して、 標
準ガスを負圧で吸引させるか、 外部へ排気させます。
3. ガス検知警報器のスイッチをオンに切り替えて、 校正用アダ
プタにセットし、 下向きに押し込んでロックします。
4. 測定モードで、
ボタンを約 4 秒間、 長押しします。
5. パスワードを入力して、 確定します。
6. 単一ガス校正 を選択して確定します。
1 番目の測定チャンネルが表示され、 測定対象のガスが点
滅します。
ボタンで移動して、 希望する測定チャンネルを選択しま
7.
す。
ボタンを押して、 選択した測定チャンネルで単一ガス校正
8.
OK
を開始します。
標準ガスの濃度が表示され、 点滅します。
チャンネルの場合は 2 段階の校正ルーチンが実行さ
CO
2
れます : 最初はゼロ点校正次に感度校正が実行されます。
メ ン テナン ス
1) 2)
20 ~ 100 %LEL
1) 2)
5 ~ 100 Vol%
2)
0.05 ~ 5 Vol%
単一ガス校正では、 ガス検知
警報器に標準ガスの許容濃度
が表示されます。
100 ppm iBut
|
ja
159