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10 容量の確認(較正)
10 容量の確認(較正)
使用状況に応じて 3 ヵ月から 12 ヵ月ごとに装置の重量法による容量点検を行うようお勧めし
ます。10 ml 装置を校正するには小数点以下 3 桁に設定します(p. 21)。このサイクルは個別要
件に対応して合わせてください。検査手順の詳細(SOP)はwww.brand.deからダウンロードし
ていただけます。さらに短期間間隔で標準に対する滴定などによって機能点検を行うこともで
きます。GLPおよびISO準拠の評価および文書化についてはBRANDの校正用ソフトウェア
EASYCAL™をお使いください。デモ版はwww.brand.de zum からダウンロードしていただけま
す。
DIN EN ISO 8655-6 による重量法による容量点検(測定条件は 限界誤差, p. 455 を参照)は以下の
手順で行います:
1.装置を準備します
装置を洗浄(クリーニング)し、蒸留水を満たして丁寧にエア抜きしてください。
2.容量の確認
a.
5 滴を別の容器に分注し、滴定カニューレ先端を切ります。
b.
CLEAR ボタンを押し、表示値を「ヌル」にします。
c.
10 回の分注を 3 つの容量範囲(100 %、50 %、10 %)で行うことをお勧めします。
d.
ハンドホィールを置かずに両手で、検査容量がディスプレイに表示されるまで回します。
滴定カニューレ先端を拭き取ります。
e.
分注量を分析秤で計量します。(秤メーカーの取扱説明書にご注意ください。)
f.
分注された容量を計算します。Z 要因は温度と気流を考慮します。
計算(定格容量)
x
= 秤量結果
i
Z = 補正係数 (例：1.0029 ml/g、20 °C、1013 hPAのとき)
平均値:
変動係数*:
100 s
VK% =
V
*) = 正確度 (R%) と変動係数 (VK%)の計算: R% と VK%は統計的品質管理の公式で求めます。
検査手順(SOP)はwww.brand.deからダウンロードしてご利用ください。
456
使用説明書
n = 計量回数
平均容量:
標準偏差*:
注記
V
= 定格容量
0
正確度*:
V
–
V
0
R% =
* 100
V
0
997469
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