8.2
混合燃料を保管する
注意
負傷の危険。 燃料容器内の圧力が上昇することがあるので、 容器を開く際に燃料が飛散する危険があります。
▶ 圧力をゆっくりと抜くために、燃料容器の栓は常に慎重に開いてください。
▶ 燃料は通気性の良い、乾燥した場所に保管してください。
1. 混合燃料は数日分の必要量のみを作ってください。
2. ときどき燃料容器を清掃してください。
9
故障時のヒント
故障
カッティングディスクが切断
時に遅くなる、あるいは完全
に停止する。
大きな振動、切断の変化。
切断ソーが始動しない、ある
いは非常に始動しにくい。
466
日本語
考えられる原因
切断圧が高すぎる(カッティング
ディスクが切断時に噛む) 、あるい
は側方からカッティングディスク
に圧力が作用している。
カッティングディスクが正しく取
り付けられ締め付けられていない。
正しくない回転方向に設定されて
いる。
ソーアームの前部が固定されてい
ない。
カッティングディスクが正しく取
り付けられ締め付けられていない。
カッティングディスクの損傷(不
適切な仕様、亀裂、セグメントの欠
け、反り、過熱、変形など) 。
センタリングスリーブが間違って
取り付けられている。
燃料タンク(キャブレターに燃料が
ない) 。
エアフィルターの汚れ。
エンジンが停止(点火プラグが濡れ
ている) 。
混合燃料が正しくない。
燃料ライン内にエアが侵入(キャブ
レターに燃料がない) 。
燃料フィルターの汚れ(キャブレ
ターに燃料がない、またはごくわず
かな燃料しかない) 。
点火スパークがまったく確認でき
ない、または弱いスパークしか確認
されない(点火プラグを取り外した
状態) 。
解決策
▶ 切断圧を低くして製品をまっす
ぐにガイドする。
▶ 取り付けと締付けトルクを点検
する。
▶ カッティングディスクを取り付
けます。 → 頁 458
▶ Hilti サービスセンターに修理を
依頼する。
▶ 取り付けと締付けトルクを点検
する。
▶ カッティングディスクを交換す
る。
▶ カッティングディスクの取り付
け穴のサイズがセンタリングス
リーブのスピゴットと一致して
いるか点検する。
▶ 燃料タンクを充填します。
→ 頁 457
▶ エアフィルターを交換する。
▶ 点火プラグとシリンダーチャン
バーを乾かす(点火プラグを取
り外す) 。
▶ タンクと燃料ラインを空にして
すすぐ。
▶ 燃料タンクに適切な燃料を充填
する。
▶ 燃料吸引ポンプを数回操作し
て、燃料ラインをエア抜きす
る。
▶ 燃料タンクを清掃し、燃料フィ
ルターを交換する。
▶ 点火プラグの燃焼損耗を清掃す
る。
▶ 電極ギャップを点検し、調整す
る。
▶ 点火プラグを交換する。
▶ 点火コイル、コード、プラグ接
続およびスイッチを点検し、
必要に応じて故障している部品
を交換する。
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