5.2
取り付けおよび調整作業
警告
負傷の危険。 回転しているカットオフホイールに接触すると負傷の危険があります。熱い機械部品あるい
は熱いカットオフホイールによる火傷の危険があります。
▶ 本製品で取付けあるいは交換作業を行う前に、エンジンがオフにされ、カットオフホイールが完全に停
止し、製品が冷めた状態にあることを確認してください。
▶ 保護手袋を着用してください。
5.2.1
カッティングディスクを取り付ける
警告
負傷や損傷の危険があります。 カッティングディスクあるいは固定具が不適切であると、作動時に損傷する
危険、本製品を制御できなくなる危険、あるいは先端工具が破損する危険があります。
▶ カッティングディスクの許容回転数が本製品に表記されているスピンドルの最高回転数以上であること
を確認してください。カッティングディスク、フランジおよびネジはお使いの製品に対応したものでな
ければなりません。
▶ 必ず取り付け穴の直径が 20 mm または 25.4 mm(1")で、センタリングスリーブに適合したカッティン
グディスクを使用してください。
警告
負傷や損傷の危険があります。 損傷したカッティングディスクは破損することがあります。
▶ カッティングディスクをぶつけてしまったなら、直ちに損傷がないか点検し、必要に応じて交換してく
ださい。
▶ 損傷した、真円でない、あるいは振動が発生するカッティングディスクは決して使用しないでください。
▶ 有効期限が過ぎた、あるいは水分により軟化している繊維強化合成樹脂カッティングディスクは使用し
ないでください。
警告
負傷や損傷の危険があります。 固定用ネジをきつく締め付けすぎると、固定用ネジあるいはそれに取り付け
られているディスクが、損傷または破断することがあります。
▶ 固定用ネジは、常に所定のトルクで確実に締め付けてください。
▶ 固定用ネジをきつく締め付けすぎないように注意してください。
警告
負傷の危険! カッティングディスクの取り付けあるいは取り外しが正しくないと、緩んだ部品が眼に入り
込んで負傷することがあります。
▶ 先端工具の交換の際には、必ずアイシールド(保護メガネ)を着用してください。
1. ロックピンをベルトカバーのボアに差し込み、ロックピンが噛み合うまでカッティングディスクを回し
ます。
2. レンチを使用して固定用ネジを反時計方向に緩め、ディスクと共に固定用ネジを取り外します。
3. ロックピンを取り外します。
4. テンションフランジとカッティングディスクを取り外します。
5. 取り付けるカッティングディスクの取り付け穴がセンタリングスリーブのスピゴットと一致しているか
点検します。
センタリングスリーブには、一方の側に直径 20 mm のスピゴット、それと向かい合う側に直径
25.4 mm(1")のスピゴットがあります。
6. 本製品およびカッティングディスクの固定面とセンタリング面を清掃します。
7. カッティングディスクをセンタリングカラーと共に駆動軸に取り付けます、回転方向が正しいか確認し
てください。
▶ カッティングディスクの回転方向矢印を本製品に表示されている回転方向に合わせます。
8. テンションフランジとディスクを駆動軸に取り付け、固定用ネジを時計方向に締め付けます。
9. ロックピンをベルトカバーのロックボアに差し込み、ロックピンが噛み合うまでカッティングディスク
を回します。
10. 固定用ネジを締め付けます(締付けトルク:25 Nm) 。
11. ロックピンを取り外します。
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