6.
バルブハンドルを前進位置 ( 「1」 ) まで回します。 圧力が高まる
のを待ちます。
7.
圧力を上げる場合 : 目的の圧力に達するまで、 逃がし弁の設定
ネジをゆっく り と時計方向に回します。
注 : マニホールド内の内部チェックバルブにより、 設定ネジを反
時計方向に回しても圧力は下がらないようになっています。 圧
力設定を下げるには、 以下の8aから8eまでの手順に従います。
8.
圧力を下げる場合 :
a.
ポンプが運転されていることを確認します。
b.
バルブハンドルを中立位置 ( 「3」 ) まで回すことにより、 「 A」
ポートの圧力を逃がします。
c.
逃し弁の設定ネジを反時計方向に1回転させます。
d.
バルブハンドルを前進位置 ( 「1」 ) まで回します。
e.
「A」 ポートが目的の圧力に達するまで、 逃し弁の設定ネジ
をゆっく り と時計方向に回します。
9.
所要の圧力設定が得られたら、 ロックナッ トで設定ネジを固定
します。 締めすぎないようにしてください。
10. ポンプを停止する前にバルブハンドルを少しの間だけ後退位置
( 「2」 ) まで回すことにより、 「 A」 ポートの圧力を逃がします。 次
にハンドルを中立位置 ( 「3」 ) まで回します。 圧力計がゼロ (0)
psiを示していることを確認します。
11. ポンプを停止します。
「
」 ポート
B
ロックナッ ト
のみ)
VM43
図12、 逃し弁 ‒ VM33M、 VM43M
VM43-LPS およ
1.
「A」 ポート (図13) に [0-1,035 バール](0-15,000 psi)の圧力計
を取り付けます。
2.
「B」 ポートに9.525mm(3/8インチ)パイプ栓を取り付け、 [33
Nm](25 ft-lbs)のトルクで締め付けます。
3.
逃し弁ロックナッ トを弛め、 設定ネジを調節できる状態にしま
す。
4.
バルブハンドルを中立/保持位置 ( 「3」 ) まで回します (ハンドル
位置は図8を参照) 。
5.
ポンプを始動してオイルを温めます。
6.
バルブハンドルを前進/負荷位置 ( 「1」 ) まで回します。 圧力が高
まるのを待ちます。
注意:F5mmアレンレンチを使用して、 リリーフ弁の位置決めネ
ジを調整します。
7.
圧力を上げる場合 : ポンプを運転した状態で、 「 A」 ポートが目的
の圧力に達するまで、 逃し弁の設定ネジをゆっく りと時計方向
に回します。
注 : ロッキングバルブブロック内のパイロッ ト動作式のチェック
バルブにより、 設定ネジを反時計方向に回しても、 圧力は下が
りません。 圧力設定を下げるには、 以下の8aから8eまでの手順
に従います。
8.
圧力を下げる場合 :
a.
ポンプが運転されていることを確認します。
逃し弁本体 (回してはなりません)
設定ネジ
「
A
b. 制御弁ハンドルを後退/シーティング位置( 「2」 )まで回します。
これにより、 パイロッ ト作動チェックバルブが起動して、 「 A」
ポートの圧力が逃がされます。 次にハンドルをニュートラル/
ホールド位置( 「3」 )まで回します。
c. 逃し弁の設定ネジを反時計方向に1回転させます。
d. バルブハンドルを前進/負荷位置 ( 「1」 ) まで回します。
e. 「A」 ポートが目的の圧力に達するまで、 逃し弁の設定ネジ
をゆっく りと時計方向に回します。
9.
所要の圧力設定が得られたら、 ロックナッ トで設定ネジを固定
します。 締めすぎないようにしてください。
10. ポンプを停止する前にバルブハンドルを少しの間だけ後退/シ
ーティング位置 ( 「2」 ) まで回すことにより、 「 A」 ポートの圧力を
逃がします。 次にハンドルを中立/保持位置 ( 「3」 ) まで回します。
「A」 ポートの圧力計がゼロ (0) psiを示していることを確認しま
す。
11. ポンプを停止します。
逃し弁本体 (回して
はなりません) せん)
ロックナッ ト
」 ポート
設定ネジ
6.0 メンテナンス
漏れや損傷が発生していないか、 システムの部品すべてを頻繁に検
査します。 損傷した部品は修理または交換します。 電源コードなど電
装品の修理と交換は、 資格を持った電気技術者のみが地域および
国の規則に従って行うことができます。
6.1 オイルレベルの確認
始動前にポンプのオイルレベルを点検して、 必要に応じてオイル充
填プラグを外してオイルを補充します。 オイルをタンクに補充する前
に、 シリンダが完全に後退していることを必ず確認してください。 図2
、 4を参照してください。
6.2 オイルの交換とオイルタンクの洗浄
Enerpac HFオイルは、 鮮やかな青色をしています。 ポンプのオイル
と新品のEnerpacオイルの状態を比較することにより、 オイルの汚染
状態を頻繁に確認します。 一般的に、 250時間毎、 または汚れた環境
で使用している場合はこれより短い期間で、 オイルタンクからオイル
を完全に抜いて洗浄します。
注 : この手順を行うには、 ポンプをオイルタンクから取り外す必要が
あります。 汚れていない作業台で洗浄を行い、 使用済みのオイルは
地域の規則に従って処分します。
81
「A」 ポート
「B」 ポート
図 13, 逃し弁 - VM43-LPS