メンテナンス
ソーチェンを点検します。ヒビ割れがないか調べて、ソーチェンが粗くなって
いないか、異常に摩耗していないか確認します。必要に応じて交換します。
ソーチェンを目立てします。ソーチェンの張りと状態を点検します。ドライブ
スプロケットの摩耗を点検し、必要に応じて交換します。
製品の給気口を清掃します。
ネジとナットが確実に締められていることを確認します。
ユーザーインターフェイスが正しく機能し、損傷がないことを点検します。
ヤスリを使用して、ガイドバーの縁からすべてのバリを削り取ります。
バッテリーと本製品の接続を確認します。バッテリーとバッテリー充電器の接
続を確認します。
オイルタンクを空にして洗浄します。
製品とバッテリー冷却スロットに圧縮空気を慎重に吹き付けます。
製品の安全装置のメンテナンスと点検
フロントハンドガードの点検方法
定期的にフロントハンドガードとイナーシャ式ブレーキ
を点検します。
1. フロントハンドガードに亀裂などの損傷がないこと
を確認します。 (図 105)
2. フロントハンドガードが自由に動き、製品に安全に
取り付けられていることを確認します。 (図 106)
3. モーターのスイッチを切って、切り株または安定し
た場所に製品を置きます。
4. リヤハンドルを持って、フロントハンドルを放しま
す。製品を切り株に向けて落とします。 (図 107)
5. ガイドバーが切り株に当たると、チェンブレーキが
かかることを確認します。
ブレーキトリガーの点検方法
1. 本製品を安定した地面に置き、始動します。参照:
Operation(操作)288 ページ 。
警告:
ソーチェンが地面やその他の物
に触れないよう、注意してください。
2. 親指と他の指でハンドルを包むように持ち、本製品
をしっかりと持ちます。 (図 108)
3. 最大出力にして、左手首をフロントハンドガードに
対して傾けてチェンブレーキをかけます。ソーチェ
ンがすぐに停止する必要があります。 (図 109)
警告:
このとき、フロントハンドルから
手を放さないでください。
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毎回
X
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X
X
パワートリガーロックの点検
1. パワートリガーとパワートリガーロックがスムーズ
に動き、リターンスプリングが正しく機能すること
を点検します。 (図 110)
2. パワートリガーロックを前方(A)に押してから、
押し下げます(B)。パワートリガーロックをハン
ドルの方向へ押し、指を放すと元の位置に戻ること
を確認します。 (図 111)
3. パワートリガーロックを解放したとき、パワートリ
ガーがアイドリングの位置になっていることを確認
します。 (図 112)
4. 本製品を始動し、最大出力にします。
5. パワートリガーを解放し、ソーチェンの回転が停止
して静止状態が保たれていることを確認します。
警告:
パワートリガーがアイドリング
位置にあるときにソーチェンが回転する
場合は、サービス代理店にご連絡くださ
い。
チェンキャッチャーの点検方法
1. チェンキャッチャーが損傷していないことを確認し
ます。
2. チェンキャッチャーが安定し、製品本体に取り付け
られていることを確認します。 (図 113)
ユーザーインターフェイスの機能のチェック
1. 本製品を始動します。参照:
ページ 。
2. スタート/ストップボタンを押し続けます。
3. 本製品が停止し、緑色の LED が消灯することを確
認します。 (図 64)
毎週
毎月
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本製品の始動方法 290
1951 - 006 - 12.03.2024