(図 74)
1. 幹を押し切りで約 1/3 切断します。
2. 2 つの切り口が当たるまで、引き切りで幹を切断し
ます。 (図 75)
両側で支えている幹を切断する方法
警告:
切断中にソーチェンが幹に挟み込
まれないように注意してください。以下の
手順に従ってください。
(図 76)
1. 幹を引き切りで約 1/3 切断します。
2. 押し切りで幹の残りの部分を切断します。 (図 77)
警告:
ソーチェンが幹に挟み込まれた
場合は、モーターを停止します。てこなど
で切り口を広げ、本製品を抜き取ります。
本製品を手で引き抜こうとしないでくださ
い。本製品が突然抜けて負傷する危険があ
ります。
枝払いの方法
注記 :
太い枝の場合は、切断と同じ方法で行います。
鋸断作業にあたって 290 ページ 。
参照:
警告:
枝払いの手法を使用しているとき
は、事故の危険性が高くなります。キック
バックを防止する方法については、
バックについて 289 ページ を参照してくだ
さい。
警告:
枝は 1 本ずつ切断してください。
小さい枝を切除するときは注意してくださ
い。藪を切ること(多数の小枝を同時に切
ること)はしないでください。小さい枝が
ソーチェンに絡まり、本製品を安全に操作
できなくなる場合があります。
注記:
小さい枝を切断する場合は、1 本ずつ作業し
ます。小さい枝(A)と(B)を切断してから、幹に近
い枝(C)を切ります。
(図 78)
1. 幹の右側にある枝を切断します。
a) ガイドバーを幹の右側に固定し、製品本体を木
の幹に当てます。
b) 枝の張力に応じて適切な切断手法を選択しま
す。 (図 79)
警告:
らない場合は、作業を続ける前にチ
1951 - 006 - 12.03.2024
キック
枝を切断する方法がわか
ェンソーの専門家に相談してくださ
い。
2. 幹の上部にある枝を切断します。
a) 本製品を木の幹に当てて保持し、ガイドバーを
幹に沿って動かします。
b) 押し切りで切断します。 (図 80)
3. 幹の左側にある枝を切断します。
a) 枝の張力に応じて適切な切断手法を選択しま
す。 (図 81)
警告:
らない場合は、作業を続ける前にチ
ェンソーの専門家に相談してくださ
い。
張力がかかっている枝を切断する方法については、
力のある木や枝の鋸断 293 ページ を参照してくださ
い。
伐倒作業にあたって
警告:
木を切り倒すには経験が必要で
す。可能であれば、チェンソー操作のトレ
ーニングコースに参加してください。経験
を積んだ作業者の話を聞いて、知識を深め
てください。
安全な距離を保つには
1. 付近にいる人が、木の高さより 2.5 倍以上離れてい
ることを確認してください。 (図 82)
2. 伐倒前と伐倒中に、この「危険領域」内に誰もいな
いことを確認してください。 (図 83)
伐倒方向を計算するには
1. 伐倒させる必要がある方向を調べます。枝払いや
幹切りが簡単に行えるように、伐倒の方向を決めま
す。また、足場が安定し、安全に移動できる必要が
あります。
警告:
木が自然に倒れる方向に伐倒す
ると危険な場合や、それが不可能な場合
は、別の方向に倒してください。
2. 木が自然に倒れる方向を調べます。例えば、木の傾
きや曲がり方、風の方向、枝の位置や雪の重さなど
です。
3. 周辺に他の木、電線、道路、建物などの障害物がな
いか調べてください。
4. 幹に破損や腐敗がないか調べてください。
警告:
幹が腐敗していると完全に切断
する前に木が倒れる危険があります。
5. 伐倒中に折れて頭上に落ちてきそうな割れ枝や枯れ
枝がないかどうか確認してください。
枝を切断する方法がわか
張
291