MoistureMaster DX
●ラバーパッドがしっかり接触していることを確認してください。
●測定対象物が十分に伝導接触する場所で行ってください。
※接触を得るために必要に応じて少し本体を押します。
●2.5kgの圧力を加えることにより、 表面の薄い凹凸や小さな粒子などは
無視することが可能です。
●測定する表面に塵や埃がないことを確認してください。
●機器を対象物に接触させたままスライドさせ、 素早く全体を確認することも
可能ですが、 最大値箇所で必ず再測定を行い、 測定値を再確認し て ください。
※釘や突起物に注意してください。 怪我の危険性があります。
●金属物から少なくとも5cmは離してください。
●鉄パイプや電線、 鉄筋は不正確な結果を導く要因となります。
●測定誤差を最小にするために、 異なった箇所で幾度か比較測定を行ってく
ださい。
機器の動作原理は、 まず素材の水分測定値 (%) を決定し、 選択された素材
特性に連動した水分含水量を、 ディスプレイに表示します。
素材の含水率
素材には異なった性質や混合物が含まれるため、 注意が必要です。
●石膏・ プラスター ※壁紙あり
壁紙が貼ってあると正確な測定が行えませんが、 表示された数値によって比
較を行うことは可能です。 タイル、 リノリウム、 ビニール、 木材についても壁紙
と同様です。
※金属を含まない限り、 これらの材料の上からでも測定は可能ですが、
あくまでも相対的な数値として解釈をする必要があります。
●石膏・ プラスター ※壁紙なし
コンクリート、 石灰混ブロック、 発泡コンクリートなどが使用された10mmの
プラスターが基準となっています。 他のプラスターについては事前に確認する
必要があります。
11
JP