4. 実装、操作
•
機器を取り扱うときは、安全に関するガイドラインをお守りください。
充電中 (Fig. 02/03)
•
高速充電器を電源に接続します。
•
バッテリパックを充電器に、充電器にある矢印の方向にスライドさせて
入れます。
•
バッテリパックを所定位置にセットし、充電器の赤色ランプが "オン"
になっていることを確認します。 バッテリパックの充電サイクルが始
まります。
•
充電サイクルが完了すると、ランプは緑色に変わります。 バッテリパッ
クはこれで使用できる状態になります。
•
新しいバッテリパックは充電されていません。 使用する前に充電する必
要があります。
•
動作直後のマシンのバッテリパックを充電しようとした場合、充電ラン
プが点灯しないことがあります。 その場合は、しばらくバッテリパッ
クを放置してクールダウンした後、セットし直してからもう一度充電し
てください。
•
新しいバッテリパックまたは長期間使用していないバッテリパックを充電
する場合、フル充電にならない可能性があります。 これは正常な動作で
あり、問題を示すものではありません。 バッテリパックは、数回完全に
放電した後にはフル充電することができます。
•
2つ目のバッテリを充電中に、充電器を15分クールダウンした後、2回目の
充電プロセスを開始します。
•
充電が完了したら、充電器を電源から外します。
注意
•
充電器を接続できるのは交流 100~240V のみです。
•
バッテリパックの温度が高すぎるか低すぎる場合、充電器はバッテリパッ
クの高速充電ができず、赤色インジケータランプが"点滅"します。 バ
ッテリパックの温度が 0°C(32°F) ~ 50°C(122°F) に戻ると、充電器
は自動的に充電を開始します。
•
赤色・緑色両方のランプが"オン"になる場合、バッテリパックは規格
に適合していないかまたは欠陥があります。 リテーラ/販売店にお問い
合わせください。
•
バッテリパックは、雨天、降雪、または高温の環境で充電しないでくだ
さい。
•
気温が 0°C(32°F)以下または 40°C(104°F) 以上のときはバッテリパ
ックを充電しないでください。
•
温度の低い (0°C未満) バッテリパックを暖かい室内で充電するとき
は、バッテリパックを屋内に1時間放置して暖めてから充電を開始して
ください。 温度の低いバッテリは飽和しない状態で充電されることが
あります。
•
充電完了時はプラグを抜いてください。
•
充電器は、充電を連続3回行った後は少なくとも1時間は冷却してくださ。
•
バッテリパックの充電に発電機は使用しないでください。
バッテリパックの取り付け、取り外し (Fig. 04/05)
•
バッテリパックの取り付け、取り外しの前には必ずマシンのスイッチを
切ってください。
•
バッテリパックを取り外すには、バッテリパック上のボタンを押し、バッ
テリパックから矢印の方向にツールユニットを引き出します (Fig.04)。
•
バッテリパックをセットするには、ツールユニットの滑り位置をバッテリ
パックの滑り溝と揃え、ツールユニットを押し込みます。 (Fig.05)
•
バッテリパックをツールユニットの方向に強制的にスライドさせないでく
ださい。 バッテリパックがスムーズにスライドしない場合は、正しくセ
ットされていません。
一般情報:
•
ソケットを取り付けるには、ソケットをドライブスピンドル方向へ押し込
めるだけ押し込みます。
•
ソケットを取り外すには、ドライブスピンドルからソケットを引き出し
ます。
•
マシンを始動するには、トリガーを引きます (3)。 マシン速度は、主電
源スイッチの圧力を上げることによって上がります。 主電源スイッチを
解除して停止させます。
•
マシンを逆にするには、ドライブユニットのフォワード/リバースノブ
(4) を使います。 回転方向もノブの表面に示してあります。
•
操作する前には必ず回転方向を確認してください。
•
フォワード/リバースノブ (4) は、マシンが完全に停止してから使用して
ください。 マシンが停止する前に回転方向を変更すると、マシンが破損
することがあります。
•
マシンをしっかり持ち、ドライバソケットの先端をナットにセットしま
す。 ソケットがナットから抜け落ちない程度にマシンに圧力をかけ、マ
シンの電源を入れて操作を始めます。
JA
•
使用するナットに合ったインパクトソケットをお使いください。
•
先端をまっすぐナットに向けてマシンを持ちます。 必要以上に長い時間
ナットを締めると、ナットまたはドライバソケットの先端の圧力が過大に
なる、はがれる、破損するなどの原因になります。作業を始める前には必
ず、動作テストを行い、ネジの適正な締め付け時間を求めてください。
鋼板に標準ナットを締め付ける場合、かなり短時間で適正締め付けトルク
が得られます (約 0.1~0.2 秒)。
•
衝撃音が聞こえた場合はできるだけ早くマシンの電源を切ってください。
M6 かこれより小さいナットを締め付ける場合、ナットが破損しないよう
に、主電源スイッチに加わる圧力を慎重に調整してください。
•
締め付けトルクは、次に示すものを含め、様々な要因に影響を受けます。
締め付け後は必ずトルクレンチでトルクを確認してください。
•
バッテリパックがほぼ完全に放電すると、電圧は下がり、締め付けトル
クも低下します。
•
ドライバビットまたはソケットビット: サイズの合ったドライバビット、
ソケットビットを使用しない場合、これは締め付けトルクを下げる原因
になります。
•
ボルトをねじ込む場合: トルク係数とボルトのクラスは同じでも、適正締
め付けトルクはボルトの径に応じて変わります。
•
ボルト径は同じでも、適正締め付けトルクはトルク係数、ボルトのクラ
ス、ボルト長に応じて変わります。
•
マシンまたは締め付け位置の対象物をどのように持つかがトルクに影響
を与えます。
5. メンテナンス
交換用カーボンブラシ
•
マシンを扱う前には必ず、マシンがスイッチオフになっていて、電源コン
セントからプラグが外れていることを確認してください。
•
新しいカーボンブラシは、モータが回転しておらず、カーボンブラシが消
耗したとき交換します (カーボンブラシを2、3 回交換した後にモータを
交換します)。
•
交換手順は次のとおりです:
1. –1 ビットを使用してナットを反時計回りに緩めます。 ( Fig.06 ).
2. カーボンブラシを取り出します ( Fig.07 )。
3. 新しいカーボンブラシをセットし、ナットを正しい順序でハウジング
に戻します。 (Fig.08)
4. –1 ビットを使用してナットを時計回りに固定します。 (Fig. 09)
•
ツールは常に清潔にし、強い化学薬品に触れないようにしてください。
ツールは屋外に放置しないでください。
•
メンテナンス専門スタッフのみが行う機器のメンテナンスと修理
6. 廃棄
この機器の廃棄は、それぞれの国の法律に従って行う必要があります。
破損、磨耗、あるいは機能に障害のあるデバイスは、決して使用しないで
ください。
メンテナンス専門スタッフのみが行う修理
機器は、上記指定の用途にのみ使用し、他の用途には決して使用しないで
ください。不適切な使用、誤用、あるいは安全上の注意事項を守らないこ
とによる傷害、破損については責任を負いません。これはまた保証の対
象外です。
当社インターネット ホームページは www.rodcraft.com です。
ここでマニュアルをダウンロードすることもできます。
詳しくは、最寄りの Rodcraft ブランチまたは指定ディーラーにお問い合
わせください。
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