処置
• ヒールウェッジを厚みの薄いものへ交換する。
• ソケットを後方 ( 足部を前方 ) へ移動させる。
ヒールウェッジ(図 3)
ヒールウェッジは、 踵からつま先の動きに影響を与えます。まずヒールウェッ
ジを加えて踵の抵抗を変え、足部のレスポンスを上げてみてください。踵の
硬さを装着者に合わせて最適なレスポンスを得られるよう、大・中・小のヒー
ルウェッジを交換することができます。
ヒールウェッジの仮合わせ時の固定
• ヒールウェッジをフットモジュールの幅にカットします。
• 紙やすり等でヒールウェッジの上面・底面を粗します。
• ヒールモジュールとフットモジュールが成す隅にヒールウェッジをそっ
と置きます。
• ヒールウェッジをフットモジュールごとテープで巻いて、その位置で固
定します ( 図 4)。
ヒールウェッジの永久的固定
• ヒールウェッジの底面のみに接着剤を塗布します ( 1 )。
• 接着剤が固まる前に、フット / ヒールモジュールの隅にヒールウェッジ
を設置させます。
• スプリットトウの場合は、 ヒールウェッジを設置した後、 フットモジュー
ルの分かれ目を鋭利なナイフ等でカットし、細く切り取られた部分を取
り除きます ( 図 5)。
このウレタン製ヒールウェッジを接着するには瞬間接着剤が必要です。接着
剤は 15 ~ 20 秒で硬化します。
ヒールディバイダー
ヒールディバイダーは分かれ目のある踵部分の後方 1 / 3 の部分に設置します。
瞬間接着剤を片面に 1 滴垂らし、固定します。
ボルトの組み立て
ピラミッドを付けるには、それぞれのボルトをワッシャーおよびフットモ
ジュールに通し、 ピラミッドに固定します。足部とピラミッドの間に摩擦パッ
ドを入れます。ロックタイト 410 を使用し、下記の締め付けトルク値にて締
めます。
部品番号:CM130244
カテゴリー
1-6
部品番号:CM130222
カテゴリー
7-9
ボルトキャップの取り外し
ボルトキャップの取り外しが必要な場合は、足部モジュールとボルトキャッ
プの接合部を確認し、ナイフを用いて分離してください。
ボルトサイズ
M8
ボルトサイズ
M10
長さ
25mm
長さ
30mm
トルク値
22Nm(16ft-lbs)
トルク値
34Nm (25ft-lbs)
66